温厚なおなかさんの堪忍袋の緒がきれました

おなかをこわしました。
おおなみこなみをのりこえながら厠にこもり
いますこし落ち着いたところです。

きのうから、
おなかの調子がなんとなくよくないなあと思っていたけれど
数日前につくったリンゴのヨーグルトケーキがあったら
紅茶をいれてたべてしまいます。
バナナが黄色くうれてきたので
急いで食べなくちゃと食べてしまいます。
美味しい卵焼き弁当を準備してもらっていたら
ぺろりとたべてしまいます。
なんとなくお腹の調子がわるいなあとおもいつつも、
そうしてしまいます。

それをまぎらわすかのように、
緑茶をたくさんのみます。
そして、また、珈琲をいれて、
鹿児島土産の大好きなお菓子
げたんはをつまんでしまいます。
普段は大好きなのに、
お腹の調子がわるいので
いつもよりなんとなく味がおちます。

挙句の果てに、
新鮮な大根の葉っぱを新鮮なうちに食べたほうがいいと
急いでじゃこと炒めてご飯に乗せて。
新鮮なニラもあったので、
これも新鮮のうちがいいからと
たっぷりニラ玉にして。
おいしいお味噌汁をつくってもらったのでそれも。

なんとなくお腹の調子がわるいなあとおもいつつも
味がおいしくかんじにくいなあとおもいつつも
ぺろりとたべてしまいます。

普段は温厚なおなかさんも、
それだけ無視されれば、
とうとう堪忍袋の緒が切れました。

おなかさんの反撃がはじまります。
お味噌汁を飲み干した後から、
横になってくねくねせずにはいられない
腹痛にしぼられて
のたうちまわる２時間でした。

もうすっかりしぼりとられて
おなかはぺこんぺこんです。

なぜこんなにも、
身体の声をきけなかったのか。

いま、体が食べたくないものは食べず
ほんとうに身体がたべたいなと思うものを
身体にいれてあげたらよかったのに。

意識をむけてあげないと
からだの声はきこえないものです。
そして、疲れているときほど
身体の声をきけなくなってしまいます。

まずはそのことに気がついて
身体に意識を向けて
みみをすましましょう。

ゆっくりすわって意識をむけてあげるだけで
おなかさんの腹立ち（あ、うまいこと言ったかも！）も
おさまってきたようです。
おなかさんごめんね。

身体も心も、
目を向けてあげると
安心するのですよね。

脱皮をするときは
からだもこころもとても繊細になるので
自分の身体の声に耳をかたむけてあげることが
とても大切です。

さあ、
脱皮探究はつづきます。
みなさまも
良き脱皮を！
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