わたしがやっているマコモの田んぼは、集落の裏の山裾、
小さな川をわたって林の中の道を数分歩いたところにある。
その道の途中には、
オットンガエルが棲む昔の水汲み場の跡や
森の主のようなクロツグの大木があり
なんだかとても気持ちの良い道なのだ。
しかし、
梅雨に入ってから外作業が億劫になり
すっかり放置して道は藪になってしまっていた。
先日、梅雨もあけたことだし、
ようやく重い腰をあげて
夫とふたりで草刈り作業をすることにした。
わたしは道を塞いでいる竹を切りまくり
夫は草刈り機で草を刈る。
1時間ほどの作業で道が開通して
とっても気持ちよく風が通るようになった。


道が通り、マコモたちにも、会えた。
マコモたちは台風にも耐えて元気に育っている。
田んぼまわりの草取りは
次にまわすことにしてその日の作業は終了。

しかし、それから帰宅後に、
事件は起こった。
先に帰ったはずの夫が
わたしが後から家に帰ってもいないのだ。
声をかけても気配がなかったので
また出かけたと思っていた。
台所で作業をしていたら
風呂場からかすかな音がする。
わたしを呼ぶ声だ!
なんだか声の様子がいつもと違う。
風呂場にいってみると
夫は裸で倒れていたのだった。
わたしは日陰で作業していたが
夫は日向作業だったので
熱中症になっていたのだ。
わたしが夫を発見した時には
夫は自力では起き上がれなくなっていた。
わたしもびっくりしすぎて混乱し
冷凍庫からありったけの保冷剤をだしてきて
夫の身体まわりに配置し
夫の赤い顔をひやさなければと
洗面器で水をかけたら
夫の鼻に水が入りむせ返っている!
今や笑い事だが
おもいかえすとまったくもってあぶない。
幸いご近所の看護師さんに助けを求め
落ち着いて対処したら
夫は少しずつ水分を口に含めるようになり
なんとか大事にならずに済んだ。
いやあ、今回は、
ほんとうにびっくりした。
熱中症はなかなかに恐ろしいということを
目の当たりにしたのだった。
これから、
作業は早朝か夕方に
水分と塩分を補給しながら。
日向作業は30分できりあげる
ということを心得ましょう。
いざというときは
落ち着いて対応できるように
どっしりと構えましょう。
太陽の力はおそるべし。
ということで
ひきつづき
脱皮探究は続きます。
みなさまも
よき脱皮を!
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