タダタンタント

おもいつき

おなかをこわすと元気がなくなって
いろんなことが敏感に感じられ悲しくなります。
そう、わたしはいまおなかをこわして弱っています。

一応言っておきますが
先日の草料理をたべたからではありません。
夫は無事ですし、わたしがおなか風邪をひいたようです。

こんな風に弱く悲しくなったときに感じることや考えることは
向き合い味わうのが辛いこともありますが
そこには実は、脱皮するためのヒントが隠されているとおもうのです。
だから、わたしも向き合い身を委ねて味わいます。

脱皮というものは命がけです。
うまく脱皮できなかったり
他の生物に食べられたり
脱皮の渦中で命を落とすカニたちも
多くいるそうです。

人間にとっても、同じです。

脱皮を人間的に言うと
「新しい自分に変化する」「いらないものを脱ぎ捨てる」
など言うことができると思います。

それは一見わくわくすることでもありますが、
これまでの人生で身につけてきた考え方や、
これまで持ち続けてきた行動のパターン、
人間関係や仕事、、、、
自分を変えていくことは、
ときに深い痛みを伴うものでもあります。

脱皮のプロセスでは、
ありえないくらい悲しい気持ちにあることもあるかもしれません。
そんなときにいつも思い出すうたがあります。

関西時代から仕事でもプライベートでも色々とお世話になった
シンガーソングカウンセラーふるかわひであきさんの
「タダタンタント」といううたです。

酸素を吸って二酸化炭素吐いて
お水をのんでおしっこをして
ご飯をたべてうんちをだして
お風呂に入って眠りましょう
タダタンタント
タダタンタント
毎日続けるだけでいい

脱皮の渦中は
このタダタンタントという呪文が
お守りになることがあるかもしれません。
ぜひ覚えておいてください。

おなかをこわして悲しくなっている朝
タダタンタントとつぶやきながら
ふとんから起き上がったわたしだったのでした。

さて梅干しと生姜のおかゆをたべて
自分のことをいたわってあげましょう。

きょうも脱皮探求はつづきます。
それではみなさまもよき脱皮を!

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