草で頭を洗って、脱皮について考える

アートセラピー

最近あらためて植物の力に感動することがありました。

我が家の排水は、
そのまま海や地面に流れていくので、
石鹸は最小限、なるべく手作りのものや材料がシンプルなものを使い、
シャンプーとリンスはつかわないことにしています。

でも、この季節、
汗もかくし、強い陽射しにもあたるし、海にも入るし、
髪の毛はパサパサになりやすく、
頭皮もなんとなく気持ち悪い。

そういえば、6月に仕込んだ草酵素ができているかも!
思い出して、草酵素の瓶をあけると、
ポロンピロンとかわいい音がしそうな、とってもいい匂いです。

草酵素は、身近に生えているパワーのありそうな植物と、
お砂糖を交互に瓶にいれて、毎日手で混ぜて、発酵させたものです。

今回の酵素にいれたものは以下。

ベニバナボロギク
ハイビスカスの花と葉
カラムシ
ツユクサ
ツボクサ
ハンダマ
レモングラス
ローズマリー
トケイソウの実の皮
パパイヤの葉
よもぎ
サシグサ
黄金柑の葉
アカメガシワ
クマタケランの花
月桃の花
ハマゴウ
梅ジュースをつけた後の梅

こうして書き留めてみると
たくさん入っていますね。

漬け込んですぐの様子。美しいです。

エキスは発酵するので、
炭酸用のペットボトルにいれています。

この草酵素エキスを、少しずつ手にとって
頭皮をマッサージしていきます。

通常のシャンプーのように泡だちがないので、
なんとなく、洗っている感がなくて、最初はよくわかないのですが、
慣れてくるとこのマッサージする感じがいい感じなのだとわかってきます。

さっと水で流して、
最後に、ハンゲショウのチンキを、
洗面器のお湯の中に数滴いれて、
髪の毛を泳がせます。

これがリンスです。
ハンゲショウのチンキを使うと
髪の毛がしっとりするのがわかります。

ハンゲショウは、集落の山裾の湿地帯に困るくらい群生しているので
採取して洗って軽く干して焼酎につけておけば、
いくらでもハンゲショウチンキができます。

ドクダミ科なので、
ドクダミと似た薬効があるのでしょうか。

次の朝、
髪の毛を触った感じが、しっとり落ち着いているのがわかりました。
そして、自分の頭から、草酵素のフルーティーな香りが漂います。
なんて気持ちがいい!

人生の大半は、シャンプーリンスすることが当たり前で
それはそれで楽しみながら生きてきましたが、
草たちの力だけでも、こんなに気持ちよく髪のお手入れができるのです。
久しぶりに、草で頭を洗って、あらためて感動したのでした。

身の回りでよく顔をあわせる草たちに、
ありがとうの気持ちがわいてきます。

そして、植物や自然は、
わたしたちを助けてくれる仕組みを
持っているものなのだと思います。

人を助ける植物が、
自動的に地面から生えてくるって
不思議で豊かですよね。
自然のしくみはほんとに神秘!

人間が自然の流れと調和した在り方ができれば
自然は助けてくれる。

そして、人が脱皮をするのも、
自然の流れなのだと
わたしは思います。

自然の神秘な仕組みは
脱皮を助けてくれるはずです。


さあ、
きょうも脱皮探求はつづきます。
みなさまもよき脱皮を!






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